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2101年公示地価発表 都市部、目立つ落ち込み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不動産業者のみなさん、こんにちは。不動産業IT化コンサルタントAです。

さて、18日に国土交通省から公示地価が発表になりましたが、皆さん御覧
になられましたか?
大阪圏では住宅地が前年比4.8%減、商業地では前年比7.4%減と非常
に厳しい市況となって参りましたね。

又、レコの事務所がある大阪市西区を含む大阪中心6区(大阪市福島区・
大阪市西区・大阪市天王寺区・大阪市浪速区・大阪市北区・大阪市中央区
は地価が前年比13.8%下落と大幅な下げとなりました。

つい数年前までミニバブルに踊っていた地域が、散々たる状況に落ち込み、
悪い夢でも見ているようです。
景気が良くなり出したらワァ~~っ都心部に群がり、景気が悪くなると火が
消えたようにシュンとなる・・・。我々は本当に学習能力が低い業界です。

前のバブル期は「日本は島国で国土が狭いから地価は上がり続ける」と言い
ミニバブル期は「収益還元法に基いて物件の価値を見ているから、単なる値上
がり期待のみで突っ走った前のバブルとは違う」と言ってみたり、理屈はいっちょ
前ですが、まぁ常識で考えて「プロの物件をプロが買い、その物件を又プロが
買い、またまたソレをプロが買う」ようなビジネスが長続きする訳無いんです。

しっかりと自社の強みと弱みを分析し、マーケットを調査し、その上で自社が
欲しいお客様を集客する・・・他業界では当たり前のプロセスを、我々不動産
業界の人間もそろそろ、真剣に考えて参りましょう。

景気と気分と勘だけで仕事をするのなら、アホでも出来ます。

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