「仕入れや在庫がないから戦略もないのかも知れない」

今日、以前から大変お世話になっております大手流通系の不動産業者の部長と
お話しをさせて頂いている中でこんなフレーズが出てきました。

確かに他の業態と比較すると在庫等を持たずに出来るビジネスだけに、
生産性などを考える習慣がないのかも知れませんね。

戦術は沢山もっているのですが、戦略をじっくりと考えることなく
その場しのぎで業務を継続しているために、全体的に景気が良ければ
その流れに乗って売上を上げていくことは可能になりますが、
今のような景気が悪くなった時は何も出来ずに右往左往してしまう。

結果的にコスト削減をせざるを得なくなり、人員整理を余儀なくされる。

こんな流れをずっと繰り返していることにしっかりと目を向けないと、
大手だからといって生き残れるとは限らないのではないかと
危機感を募らせていらっしゃいました。

私も不動産業界の出身者として全く同感の思いを持っておりまして、
なんとかそういった部分に対して上手く助言・提案をさせて頂くことで
お役に立つことが出来ればと考えております。

目先の収穫を確実にする狩猟型と、中長期的な顧客育成の観点を持った
農耕型営業へのバランス良い対応が出来るか否かで半年後、1年後の結果を
大きく左右することになると思われます。

身体を使うワークの方が頭を使うワークに比べて5倍疲れると云われていますが、
頭は使わないと退化してしまいますので、このような不景気の時だからこそ
頭を使い、知恵を出し、そして戦略を立てながら中長期的に安定した収益を
上げれる仕組みと体制を構築するためのちょうど良い時期になるのではないかと
思います。

不動産業界出身者ばかりのメンバーでみなさんのお手伝いをさせて頂けることが
我々レコの強みですので、どんなことでもお気軽にお声がけ下さい。
「不動産業者さんに優しい企業」　それが株式会社レコですからね。