以前、私が勤めていた会社が運営をしていました不動産オークションに出展されていた
あの物件が11月についにオープンをしたということで見学に行って来ました。

本物件は不動産王と呼ばれるドナルド・トランプ氏が自らプロデュースし、アメリカの
人気番組でも正式発表を行うという演出でも話題になったワイキキの最新ホテル
開発事業になります。「トランプ・インターナショナル・ホテル＆タワー・ワイキキ・
ビーチウォーク」

当時はまだ工事中だったということもあり、残念ながら落札はされませんでしたが、
非常に話題を呼んだ不動産オークションだったと記憶しています。

私自信、不動産オークションの普及に向けて約3年の月日の中で西へ東へ走り回って
来た訳ですが、日本の文化に十分浸透するまでいかない様々な諸事情があり、色々な
壁にブチ当たって来ました。

ただ、不動産オークションそのものは非常に透明性・公正性・合理性を兼ね備えた
不動産の流通手段であることは十分に証明されていますので、今後もあきらめる
ことなく不動産オークションの普及に向けて少しずつ歩んで行くつもりです。

一部では今後、不動産オークションの必要性を感じていらっしゃる方がいることも
事実ですので、私たちはそういった前向きな方々とお付き合いを重ねながら
小さな既成事実を積み重ね、近い将来に不動産オークションというものが
一つの取引手段として日本の文化に定着するぐらいにまで推進していきたいと
心に誓っております。

「全ての取引が不動産オークションで」・・とは思っておりません。

各々の物件の属性や必要に応じて上手く使い分けが出来れば、不動産流通も
今まで以上に活性化されるに違いないと私は確信しております。