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不動産業界も営業マンが不要な時代に・・

この1週間は本当に寒い日が続いておりますが
みなんさんお変わりないでしょうか。

先日ある不動産仲介業者の方とお話しをしている中で、
「もうこれからは僕らみたいな営業マンは必要ないかも・・」
デキる営業マンからそんな言葉が飛び出して来ました。

自社のホームページに物件の情報(動画も含めて)を公開し、
検索して興味を持って頂いてお客様から問い合わせがあり、
現地案内の約束をし、実際に内覧頂きご面談までは無事終了。

そこまでは理想的な流れなのですが、結果的には後日に
メールでお断りの連絡が・・
どこどこの他社の物件で決めました(すみません)という内容のメールが。。

通常であれば面談の後、じっくりと商談をさせて頂く中で
営業マンとしての力量が発揮さえれるところではあるのですが、
ネットから問い合わせをされるお客様というのは能動的で、
自分の希望条件や動機をしっかりと持ち、自分自信である程度
判断し取捨選択して絞り込んだあとで実際の問い合わせなどの
アクションを起すというような流れなっています。

そんな状況ですので、ホームページに正確な情報を公開し
お客様が判断しやすい材料をしっかりと発信していれば、
無駄な営業をしなくてもお客様がご自身で判断して決められるので
ある意味、業務効率の向上や無駄な広告宣伝費の削減につながり
企業としては非常に喜ばしいことになるのですが・・

ただ1人の営業マンにとってはどことなく物足りないといいますか、
自分たちの存在価値はどうなるの・・? という気持ちになるのも
理解は出来ます。

でも、”それが現実であることは間違いない事実”です。

結果として他社で決められたとしてもそれはお客様の価値観ですから
仕方ありません。

ただ間違いなくお客様の購買行動は先ずネットで検索→
絞り込み→問い合わせ→内覧→結論という流れになっています。

それが全てではありませんが、事実はしっかりと真面目に受け止めて
これからの戦略を考えて行く必要に迫られていることはお分かりだと思います。
情報がなければお客様から選ばれることも無く話にもなりませんからね。

もちろん一番条件に合った物件を実際に見て気に入ったから購入されるのですが、
お客様にとって有益な情報を正確に発信しておくというのは大切なことです。

なぜなら・・
「不動産は情報の売買」だからですよね。

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