淀屋橋のスタバにて　
from:山本貴央

 

 

こんなことがあるのか・・・

と正直驚きました。

 

 

というのも、常識では考えられないハズのコンテンツが

同居しているサイトが存在したのです。

（笑いごとはないのですが、笑えました）

 

 

先日、リニューアルのご相談にお伺いさせて頂いた

新築の一戸建てを販売されている不動産業者さんのホームページに

任意売却のコンテンツが同じメニューに並んでいたのです。

 

 

分かりやすく云うと・・

これから、マイホームを購入したくて夢を膨らませ、ワクワクしている方と

住宅ローンを組んで、マイホームを購入したけど、返済がしんどくなって

困っている方に、いざというときはこんな方法もあるよみたいなコンテンツ

（メッセージ）が同じサイトに同居している。。

 

 

あなたなら、どう感じるでしょう？

 
私は、

「不測の事態が起こったにせよ、支払いがしんどくなると、

せっかく住宅ローンを組んでまで入したマイホームを手放さざるを

得なくなる可能性があるなら、住宅ローンを組むのをためらってしまうな・・」

 

そんなお客さんが、心理的に不安を覚える声が聞こえて来たのです。

 

 

 

私なら、そんなコンテンツは絶対に同居させることはしないでしょう。

もし、どうしても任意売却のビジネスもやりたいのであれば、

別サイトをつくることを提案します。

 

 
残念ながら、不動産業のことを理解していないホームページ制作会社は

お客さん（不動産会社）から云われるがままに、何の疑問も持つこともなく、

云われた通りに作ってしまうというのが現実。

 

 

もちろん、発注者側も悪いのかも知れません。

 

 

念のため、「これは何か意図があって？」とお伺いしたのですが、

「特に何も考えていませんでした・・」とのこと。

 

 
「これは、ヤバい。」

と率直に思ったのです。

 

 
大切なことは、自分たちの云えたいこと、「me」 メッセージだけではなく、

お客さんが知りたいこと、あるいはお客さんにとって役に立つ情報、

「you」 メッセージを、いかに分かりやすく表現するかです。

 

 
より、安心と信頼、ベネフィットを感じてもらえるような情報や

コンテンツを発信していくかが、ホームページの重要な役割なのです。

 

 
あれも、これも、事業としてやっているから、全部。

これは欲張りです。

欲張ると、損をします。

むしろ絞り込みましょう。

 

 

あなたが、お客さんに一番伝えたいことは何ですか？

あなたにとって、一番収益につながる事は何ですか？

あなたが、お客さんに一番して欲しいことは何ですか？

 

 

分かりやすく行きましょう。

 

 

 

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